ユーパーライト【紫外線で光る新種の鉱物】 AMERI Stone

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ユーパーライト原石 YPLOR-002

≪2018年登場のニューストーン≫
2017年にアメリカ・ミシガン州で発見され、2018年8月に新種の鉱物として認定された『ユーパーライト』をご紹介します。

蛍光ソーダライトを含む閃長石からなるユーパーライトは、紫外線により発光する独特輝きが特徴的です。
一見すると何の変哲もない石ですが、紫外線を当てることにより、大地の裂け目から滲み出すマグマを連想させる、燃える様なオレンジ色の光を放ちます。

新種の鉱物として各業界から注目されているニューストーンから、新たなエネルギーを感じ取ってみてください。

・サイズ：W34×D19×H37(mm)
・重さ：48.8g(台座含む)
・原産地：アメリカ合衆国・ミシガン州

【ユーパーライト -Yooperlite-】
ユーパーライトとは、2017年にアメリカ・ミシガン州のスペリオル湖で発見された新種の鉱物です。
一見すると何の変哲もない石の様ですが、紫外線をあてることによって滲み出るようにオレンジ色の光を放つ神秘的な石です。

この鉱物を発見したのは、鉱物の専門家エリック・リンタマキ(Eric Rintamaki)氏です。
2017年夏に米国とカナダの国境沿いに位置するスペリオル湖周辺で、UVライトを手に湖畔を歩きながら珍しい石を探していたところ、大量の小石の中から発光する石を発見しました。
リンタマキ氏は、ミシガン州北部に住む人々を意味する“ユーパー”という呼び名にちなみ、この石を“ユーパーライト”と名づけました。

初めて目にするこの発光する石について、インターネット等で詳しく調べたリンタマキ氏ですが、周囲の同業者を含め結局正体は分かりませんでした。
その後も湖畔を捜索し大小さまざまなサイズのユーパーライトを採集すると、その一部をオンラインで販売し始めました。
すると間もなく、ミシガン州立大学から研究対象として購入したいとの連絡があり、同大学とカナダのサスカチュワン大学の共同研究が開始されました。

数ヶ月の調査が行われた結果、石自体は"閃長石"ではあるが蛍光ソーダライトが多く含有されていることが判明しました。
ミシガン州内で閃長石は多く発見されていますが、ソーダライトが発見された記録は残っていません。
その事から、ミシガン州立大学はユーパーライトを新種の鉱物として認定し、『蛍光性方ソーダ石含有閃長岩クラスト (syenite clast containing fluorescent sodalite)』)という科学名称を与えました。

発見から約1年後の2018年8月に新種の鉱物として認定された“ユーパーライト”は、生成原因など詳しいことがまだ判明していない未知の鉱物として、研究者や鉱物ファンから大きく注目されています。